先週、大学の卒業式に出席されるお嬢さんと 、列席のお母さまのお二人の着付けがありました。


娘さんとは、事前に、お持ちになった 付け下げや訪問着と  うちの袴を合わせて 、コーディネートし、襟元、帯 、足元の履物 まで 細く打ち合わせしました。



ご姉妹のお姉さんの際にも、ご利用頂きましたので、お姉さんがお召しになった 組み合わせ を再現したり、袴を替えてみたりして、最終的には、昨年 お祖母様譲りの絞りの訪問着 を袴に合わせることに 決められました。


こちらのお着物は、着物好きな お祖母様が お持ちだったものを、お孫さん達が 着れるようにと、幅出しして、仕立て直しされた お着物です。



グレーにも見える 薄い紫色の絞りが斜めストライプに切られたデザインで、袴に合わせると スッキリとした 雰囲気で、段染めの濃い紫色の袴とマッチして  モデルさんみたいなスタイルの良さが、ますます強調されて よくお似合いです。


スラリと背が高く、袴から足袋が覗くので、最近の袴は、足首が見えないようなロング丈の袴が主流だということを、お話しして、ポインテッドトウのスマートなショートブーツをお持ちになられました。

襟元は、超古典の刺繍襟で華やかに、紫やグレーなどの寒色に華やかさをプラスして、伊達襟と袴の上に覗く帯に、朱色を足して、メイクの口紅も同じ色を使いました。

ぱっつん前髪と黒髪を生かした 三つ編みを混ぜた 高すぎない位置でまとめたヘアスタイル は 二次会の洋服にも 兼用できる ヘアスタイルを チョイスされました。


貸衣装では 得られない個性的で、本物趣向の袴スタイルになりました


続く、お母さまは、娘さんの袴と着物が 決まった後に、並んで写真に収まる雰囲気をイメージして、お着物や帯を選びました。


グレーの加賀友禅の付け下げに、桜草が織られた この時期にマッチした お洒落帯 を お持ちになりました。


娘さんが主役だから、スッキリと地味目で…と、仰っておられましたが、お祝いごとですので  重ね襟 を 細かい小花の地模様の紫色の伊達襟を重ねて、柔らかい雰囲気を出します。


娘さんとお母さま  お二人  並ばれる と、色合いもぴったりで、邪魔にならず、尚且つ それぞれの 個性がよく出ている こだわりの コーディネートとなりました。


大学の卒業式といえど、着物でご列席される ご父兄の方々 が  数名いらしたとのことで、近年の 着物再ブーム を感じます

もちろん、女子学生さん達は、全員が 袴姿で あったとの ことです。

ご家族で お着物で 卒業式を迎えられ、良い記念日になったことと思います。。。

ご卒業おめでとうございます