インスタ、Facebookでもちょこっと触れましたが、10月終わりに、例年恒例の石川県の文化イベントが県立能楽堂で開催され、着付けとヘアメイクの仕事を受け、出かけてきました。


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鍼灸学校の夜学生だった頃にも、この能楽堂での朗読イベントでの着付けのお仕事の依頼があり、今回、着付けに伺うのは、2度目となります。



2年前の当時の朗読のゲストは、名取裕子さんでした。名取さんは、専属のヘアメイクの方がお付きになられており、お着物の襟合わせや着付けのお支度、楽屋での着付けを店主と共にさせていただきました。



今年は、朗読の世界では、著名な元NHKアナウンサーであり、ナレーションでもご活躍されている 
平野啓子さん がゲストです



着付けの仕事が決まってから、お着物のイメージや帯の締め方など、お話しを伺っておりました。



いざ、本番…。本番間近の台風の影響で、新幹線が減便になったり、金沢マラソンの前日で、混み合う市内ということも重なり、多くの舞台衣装を持ち込まれた平野氏にとっては、大変な朗読の準備もさることながら、お衣装全てをトータルで演出され、大変な準備であったと思います。



今回の舞台は、横笛奏者 藤舎眞衣さんとの共演ということ、お着物どうしの色合いや、能舞台の背景に合うお着物、帯、被衣などのお衣装合わせも綿密に、こちらも立ち合わせて頂きました。



本番では、軽快なトークショーの後、小松市出身といわれる仏御前のストーリーを平野氏オリジナルの語りで、風情ある能舞台で披露されました。



お持ちになった数店の加賀友禅のお着物の中から、朗読の世界観に合うものを選ばれ、時代背景をイメージして、小袖風におはしよりを作らず、細帯を垂らして着付けるという着付けに。



語りの場面に合わせて、被衣や、千早のような羽織りもので、素早く衣装替えをされるという、観る人を惹きつける展開もありました。



ヘアスタイルもご自身のイメージから、腰まで長い垂れ髪を壇紙で包み、水引で飾る雰囲気を再現しました。


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メイクは、華やかなぱっちりしたイメージよりもシャープな雰囲気のアイメイクを…というご希望から切れ長のアイラインで、闇夜の雰囲気に映える仕上がりとなりました。



文化・芸術の秋、能舞台で、加賀友禅をまとい、加賀ゆかりの仏御前の生きざまを聞く、平家物語の世界に、満席のお客様も大変、魅了されたことと思います。



例年このイベントは、大物ゲストの語りが魅力ということもあり、市内のみならず、全国からこの一回限りの舞台を観たい!と、申し込みが殺到されるようです。



過去、多くの有名な女優さん、司会者、ナレーションをされてきた方々がゲストとなり、語りを披露をされているそうで…



余談ですが…ずいぶん前、IKKOさんのトークショーへ行った際に、IKKOさんが、県立能楽堂には、女優さんの着付けで伺った事があります… という、お話しされていました。


本番翌日の北國新聞より…


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そんな文化的イベントのお仕事に、今回もわずかではありますが、携わることができて幸いでありました。


平野氏の語りのイベントが12月に金沢で再び、開催されるそうです。


フライヤーが いそむら店内にもありますので、興味のある方は、お持ちになってください。



※能楽堂のお知らせ、北国新聞の記事、当日の平野氏のヘアスタイルなど、掲載した画像は、転載できません。 県立能楽堂、北國新聞記事は、それぞれの掲載ページのスクリーンショットによるものです。